90~180度のいかなるコーナー部もカバーできる、マルチコーナー擁壁。

特徴

1 宅地造成等規制法施工例第14条の規定に基づく国土交通大臣認定擁壁です。宅地造成工事規制区域内での使用が可能です。

2 大規模地震動(設計水平震度0.25以下)に対応しております。

3 左右専用のたて壁部材2枚と現場打ち鉄筋コンクリート造の底版により構成するコーナー擁壁です。

4 たて壁からの突出し鉄筋に底版用鉄筋を継ぎ足し、コンクリートを打設して一体となります。

5 コーナー交差角は90度以上180度未満の範囲で自在に施工可能です。

6 3度の実物大載荷実験を行い、(一財)ベターリビングによるRC評定を取得しています。

擁壁概要

構造図

設計条件

〇土質条件

背面土及び基礎地盤の内部摩擦角については25度以上であること。ただし、土質試験により実況確認しない場合は、背面土については宅地造成等規制法施工令別表第2による「砂利または砂」、基礎地盤については別表第3による「岩、岩屑、砂利又は砂」に該当する場合のみ適用できるものとする。

〇荷重条件

擁壁上面の水平面上の積載荷重は10kN/㎡を越えないこととし、埋戻し土の沈下を見込んだ余盛り以上の土羽を設けないこと。

〇必要地耐力

基礎地盤の必要地耐力は、一覧表の数値によること。

〇フェンス荷重

擁壁天端より1.1mの位置に1.0kN/mの荷重が作用するものとする。

〇地震の影響

設計水平震度は中地震時kh=0.20、大地震時kh=0.25とし、設計鉛直震度はkv=0とする。地震時土圧係数は物部・岡部式により算定する。

〇コーナー角度

コーナー部の交差角は90度以上180度未満とする。

必要地耐力

標準施工図

敷設平面図例

築造仕様

施行分掛

製品CG

試験施工風景

マルチコーナー製造者:ケイコン株式会社

  
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