新技術情報提供システム(NETIS)・・・KK-070004-A

 

連続性と水密性を確保しつつ、地震動に対応可能な管路を構築できる、ボックスカルバート用の耐震継手工法

耐震継手工法(TB工法・タッチボンド工法)とは

耐震継手工法は、連続性と水密性を確保しつつ、レベル2地震動に対応可能な水路や通路等の管路を構築できる、ボックスカルバート用の耐震継手工法である。

この工法は、ボックスカルバートの端面に埋設したソケットに、複数の節のあるジョイントバーを差し込むことによりボックスカルバートを接続でき、端面に二列に貼付したシール材と接続面とで形成されるスペースに高弾性接着剤を充填することによって、ボックスカルバートどうしを接合する工法である。

耐震継手工法の特徴

    1. 継手構造の連続性:直線部と曲線部がまったく同じ接合構造であることから,ボックスカルバート全線が構造的および性能的に同等の連続性,耐震性,水密性を有する管路を構築できる。
    2. 耐震性 ボックスカルバートの軸方向の変位を抑制するワンタッチジョイントと伸び能力に優れた高弾性接着剤とがすべての継手部を柔軟に接合するため,地震時の地盤の変位に自在に追随しながら,水密性に優れた管路を構築できる。
    3. 水密性 高弾性接着剤による接着接合は,従来の樹脂目地と同等以上の水密性を有する。
    4. 施工性 ボックスカルバートを押し込むだけで所定の離間量を確保しながら素早く接続でき,またすべての接合作業をボックスカルバートの外で行うことができることから効率的かつ安全性の高い施工が可能である。

 

タッチボンド工法は旭コンクリート工業株式会社開発の工法です。

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